皆さん、「セラミド」という言葉は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
多くの化粧品に含まれている成分ですよね。
なんとなく、保湿に効果がある、なんていうこともご存知かとは思いますが、そのセラミドについてご紹介したいと思います。
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セラミドはお肌の水分のバリア機能を持っている
セラミドは、お肌の表面にある「角質層」において、角質細胞がレンガ上に重なり合っている間を埋めていて、水分がお肌から蒸発するのを防ぐ役割を担っています。
ですから、角質層に十分なセラミドがあれば、お肌は十分に潤っていてみずみずしい透明感のあるお肌となるのですが、年齢とともにセラミドが減少してしまうと、お肌が乾燥しやすくなったり、シワやたるみが目立つようになってしまうのです。
セラミドは、私たちが潤いのある、美しいお肌を維持するためには欠かせない成分なのですね。
セラミドの種類
セラミドにはいくつかの種類がありますが、ここでは代表的なものを上げてみたいと思います。
- セラミドEOP(1):紫外線など、外部刺激からのバリア機能をサポートする
- セラミドNS/NG(2):保湿機能をサポートする働きを持っており、人間の肌にもっとも多く含まれている
- セラミドNP(3):保湿機能だけでなく、シワを軽減する機能がある
- セラミド4&5(EOH&AS):角質の脂質バリア層をつくる
- セラミドAP(6&6Ⅱ):水分保持機能にくわえて、ターンオーバーの促進、シワを軽減する機能を持っている
以前はセラミド1、2などと数字で呼ばれていましたが、現在ではEOP、NSなどアルファベットの名称に変更されています。
化粧品の中には旧名称の数字を用いている場合もあります。
特に乾燥肌や敏感肌の方は、セラミドEOP、NP、APが不足しているケースが多いといわれています。
(引用・参考:VOCE)
REISE(ライゼ)・エッセンス・セラム乳液では、卵殻膜のチカラをサポートするため3種類のセラミドを高配合しています。

- セラミドEOP(1)
- セラミドNP(3)
- セラミドAP(6・6Ⅱ)
これらのセラミドを高配合することによって、保湿力を高め、透明感のあるお肌を手に入れることができるようになっています。
セラミドが減少する理由3つ
セラミドは、お肌の中で作られているのですが、その力は以下の要因で減少していきます。
加齢
セラミドを生み出す力は赤ちゃんの時がピークで、その後は年齢とともにセラミドを生み出す力は減少していきます。
30歳を過ぎるとその力の減少は顕著となり、50歳にもなるとセラミドの量は20代の半分まで減少してしまいます。
これが大きな原因となって、お肌が乾燥しやすくなったり、シワやたるみがでてきてしますのです。
洗いすぎ
お風呂に入るときに、お肌をごしごし洗ったりしていませんか。
角質層とは0.02ミリほどの厚さのサランラップのような薄い膜のようなものとなっています。
ですから、お肌をごしごしと強く洗ってしまうと、角質層における角質細胞とセラミドのレンガ上のキレイな構成が崩れてしまい、セラミドが流れ出してしまいます。
それで、お肌の乾燥の原因となってしまうのですね。
ターンオーバーの乱れ
お肌は新陳代謝によって、新しい肌に生まれ変わる「ターンオーバー」というサイクルがあるのですが、セラミドも肌の内部で作られたものが角質層まで押し上げられてくるようにできています。
通常このサイクルは28日程度といわれていますが、年齢によってターンオーバーの臭気も変わってきます。
しかしこのターンオーバーが、生活上のストレスや睡眠不足だったり、過度な紫外線を浴びてします事などで乱れてしまうと、このターンオーバーの機能にも影響を与え、セラミドが作られる量にも影響してしまいます。
(参照:Chocola セラミドのおはなし)
セラミドを補う方法2つ
このように、セラミドは年を重ねるなど、様々な理由で減少してしますのですが、セラミドを補う方法はどのようなものがあるのでしょうか。
スキンケア
REISE(ライゼ)・エッセンス・セラム乳液のように、セラミドが高配合されている化粧品を利用することで、角質層に直接浸透させケアすることができます。
化粧品の場合は、効果も感じられやすいので、お肌に合うセラミド高配合の化粧品に出会うことで、しっかりお肌の潤いを保つことができます。
食物から取り込む
セラミドはサプリメントや食物から取り込むこともできます。
食べる場合は、直接お肌に浸透させる化粧品と比較し、効果が出るのは時間がかかるといわれていますが、ぜひスキンケアと食物の両方から潤いを維持していきたいですよね。
(参照:Chocola セラミドのおはなし)